ホーム > 日本ペイントのフッ素塗料
工程数 | 5〜6 | 在工価格 | 5,300円/u |
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下塗り1回目 | エポキシ系浸透プライマー | ||
中塗り1回目 | 微弾性フィーラー中塗り | ||
中塗り2回目 | 微弾性フィーラー中塗り | ||
上塗り1回目 | ファイン4Fセラミック | ||
上塗り2回目 | ファイン4Fセラミック |
工程数 | 5〜6 | 在工価格 | 5,300円/u |
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下塗り1回目 | エポキシ系浸透プライマー | ||
中塗り1回目 | 微弾性フィーラー中塗り | ||
中塗り2回目 | 微弾性フィーラー中塗り | ||
上塗り1回目 | ファイン4Fセラミック | ||
上塗り2回目 | ファイン4Fセラミック |
【伊藤が語る4Fフッ素】
過去、世の中で存在した『フッ素塗料』は『塩素原子』が含まれており、劣化していく段階によって、その劇薬『塩素』が、フッ素樹脂塗膜に悪影響を与えてしまいました。価格が高いだけで、この弱点がある限り、お客様にお薦めしたことはございません。塩素原子を含まないと塗料化にする事が出来なかったのです。どこの家庭にもある、あの『焦げ付かないフライパン』の表面(フッ素加工)は少々焦げても、ティッシュペーパーで拭けばコゲが綺麗にとれてしまうのは誰もが知っているところです。
あのコーティングを、そのまま、外壁にもっていったらムッチャ丈夫になるのは当然です。『塩素』…。いつもそこに不満を感じ、従来のフッ素塗料を批判して(価格の割には持ちが悪いと)参りました。しかし3年程前に、その厄介な『塩素』を取り除くことに成功、3Fフッ素〜4Fフッ素に成功、更に無機質である『セラミック変成樹脂』をちりばめて、セラミック反応により、『水』となじみやすく構成し、雨が降ると塗装面を水分でコーティングする効果が生まれ、これによって外壁が汚れにくくなるという性能を持ちました。
この汚れ防止効果を『親水性』と言いますが、4Fフッ素の場合は『超親水性』です。沖縄県の宮古島、日本ペイントの施設で暴露実験があります。そこの過酷な気象条件である太陽の照り付け(紫外線)、水、酸素、温度、風、光、熱、雨、塩、それらの中で、何度も何度も実験データをとり、実績を残し、全てをクリヤーし満を持して、世の中に登場した塗料です。
まさに、130年の歴史を持つ日本ペイントのプレミアム塗料です。しかし残念。価格は高い!これは、欠点です。そういえば、日本ペイントが10年前に自信を持って発売した『シリコン樹脂塗料』。その時は確か、『伝説』だった。『シリコン伝説』の名のもと、世の中にまぁまぁ浸透した。今やほとんどの業者さんが『シリコン』で最初にお見積りしてくるようになりました。今度のこの4Fフッ素は『神話』ときましたよ、神話と。『伝説から神話へ』。日本ペイントの自信の表れでしょう。
『伝説から神話へ』。史上最高の塗料4Fフッ素を塗っておけば『間違いは無いでしょう!!』という発想です。当然、発売当時、社内で実験塗装を随分やりました。なにも理屈を知らせていなかった、うちのスタッフ達が『社長、これはすごいですね〜』と称賛しましたからね。良いものを塗っておけば、将来は私が安心ですから…。
今では栄和の『外壁塗装現場』は、外壁を何で塗ろうが、『付帯部』だけは全て4Fフッ素です。軒天井だけは機能性の問題で『カチオン系アクリル樹脂』を使いますが、雨戸、戸ぶくろ、破風、鼻かくし、幕板、雨樋、水切り、配管、見切り、ひさし等、全て4Fフッ素共通です。弊社及び私個人の『安心』を確保するためにそうしました。もう一つ理由があります。それは『お家』自体の全体のバランスを考えるからなんです。
外壁がまだ再塗装が必要でない段階でも、付帯部がボロボロでは、その為に、またも足場をかけて、付帯部だけ再塗装するなんて、それこそ、『もったいない』じゃないですか。ですから、そんなことが無いように、付帯部は全て4Fフッ素を使用しております。気になる価格は、従来の『ウレタン』並みにしております。そうしてでも、安心が欲しいのです。
まぁ、正直な話、ひとたび、4Fフッ素を知ってしまうと、ウレタン塗るのを何か申し訳ない事をしているような、錯覚に陥ってしまい困った時期がありました…。ならば、外壁のプランはお客様に決めて頂いて、付帯部は黙って全て『4Fフッ素で塗る!!』と決めちゃったんです。全現場に徹底しちゃいました。今はどうあれ、年月が、月日が栄和を証明してくれると信じて…。評判は最高です。
■ 塗膜が硬くて、将来割れると言われるはず!?
フッ素と言うと、このように言う人がいるはずです。バカの一つ覚えみたいに…。確かに『シーリンング』の上には、4Fフッ素の利点をフルに発揮させるために、『ひと手間』かけて処理するべし。栄和のやり方は企業秘密…。ただ、軟化塗料でも、割れる前に色が褪せて、見れたもんじゃなくなりますよ。ましてや、人の肌に塗るわけでもあるまいし、意匠性サイディングボードなどは柔軟性のある、弾性活膜が施してあるボードや塗り替え時に、そうした素材を吹き付けてあるボードはありません。爪でカリカリやって、ぐにゅぐにゅへこむ壁はありませんので大丈夫です。フッ素を何らかの理由でお薦めしたくない人の殺し文句です。硬いからダメだと。
■ 全ツヤ消しがありません
3分ツヤ(70%ツヤ消し)までは可能です。ただ、全ツヤ消しはありません。色や和風の壁などに、『ここは、ツヤ消しでしょう』という個所でも最高3分ツヤ消しまでしか対応できません。
■ 高価です。残念!
良いものは高いね、やっぱり。たまに腹が立つときがあります。『もう少し安く売れ』と…。我々、施工会社が儲けていると、勘違いされ参ったもんです。ただ、将来のライフサイクルコストを考えると安価なもので塗り替えを2回するよりも、高価なもの1回の方が断然お得です。長期的なスパンで、計算することが大切です。
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